第202話

ジュリア

「続けて」と私は囁いた。「ローズがまた絶頂するのを見て、彼女と一緒に達しなさい」。彼女の肩に乗った悪魔が、不従順な淫乱になるよう彼女を唆していた。

全く同じだった。静かで、気づかれない絶頂。余計な身もだえもなく、突然の息継ぎもなく、音もなく、ただ私の指の上で彼女の秘所が脈打つだけ。

「ふぅん。いけない子ね」と私は彼女の耳元で囁いた。「あなたはそんなに淫らなのね」

彼女は頭を後ろに傾け、私の肩に寄りかかった。「はい、ミス」

「リサ、ローズをキッチンに連れて行って、水か何か飲みたいものをあげて。スラットと話をする必要があるから」

スラットは突然心配そうに私の方を向いた。私は微笑...