第364話

シャスタは7時30分前に家に着いていた。「アラスカンキングサイズのベッドフレーム用の材料が必要なの、ジュリア。今日から始めたいわ。材料が揃い次第、昼食を抜いてでも作業し始めるから、できるだけ長く居させてほしいの」

私はスコットのアカウントで請求することにして、材料リストからローズに注文の電話をした。

「材料は全部2時までに届くって。今夜から作業開始できるわ。手術はいつ受けるの?」

「彼の最初のベッドができたらね」

「ルネとジャネットのご主人たちが追加の時間を与えてくれるかどうかはわからないわ。自分で確認してみて。でも、手伝いたい人には誰でも毎晩2時間まで、7時まで時給1.5倍で働いても...