第118話

私は空のベッドで目を覚まし、シンの姿はどこにも見えなかった。伸びをしながら体を伸ばす。今朝も調子は良くなかった。座り上がると、おなじみの吐き気が襲ってきた。うぅ、つわりは本当に嫌だ。口に手を当てながら急いでベッドから立ち上がり、バスルームへと駆け込んだ。

バスルームで2分ほど、胃の中身を全部吐き出した。トイレを流しながら立ち上がり、歯を磨いた。シャワーを浴びるエネルギーはなかったので、入浴することにした。

昨日お互いの気持ちを打ち明けた後、私たちはさらに親密になったと感じている。私は彼に完全に夢中で恋をしていた。彼はまだ言葉にしていないけれど、同じ気持ちでいてくれることを願っている。どれだ...