第290話

私の悪魔は私に同意しているようだ。長年抱いてきた憎しみが少し和らいだ気がする。目の痛みが止まり、視界もそれほど霞まなくなった。彼はまだ私に怒っているが、和解への道を歩み始めているのかもしれない。

レオが私がオリビアをレイプしたと主張する唯一の理由は、私に間違いを犯させたいからだ。でも私は彼のたわごとに引っかかるほど馬鹿じゃない。「覚えているのは、ロイがお前たちがどれだけオリビアを泣かせるのが好きだったかって言っていたことだ。私がお前を片付けるまでには、彼女にしたことすべてを後悔することになるだろう」

アンセルがクローゼットを開けると、即座に口笛を吹いた。「レオはかなりヘビーなものに手を出し...