第346話

私はもう彼と戦わない。彼を私の人生に受け入れた今、その必要はない。彼が私にしたことを考えれば、何年も土下座させるべきだったけど、彼を私の人生に戻したからといって、かつて狂おしく愛し合っていた頃のように戻るわけではない。タイソンを完全に信頼するまでには長い時間がかかるだろう。これが私が彼に与える最後のチャンスだ。もし彼がまた失敗するなら、私たちの絆を断ち切ることに躊躇しない。

タイソンが私へのキスを止めると、私たち二人とも息が荒い。彼とのセックスはまだ気が進まない。それが起きれば、私の心が彼に開き、彼への愛がすべて戻ってくるとわかっているから。

ルーベンの手が私のお腹に置かれ、一瞬、もし体外...