190話

私は時間をかけて部屋に入り、集めた小さな箱を入り口横の箪笥の上に置いた。まず抱き枕を取り出し、ベッドに優しく投げ入れる。次に薬を取り出し、一つ一つ確認してから同じく箪笥の上に置いた。彼らはできるだけ早く私の喘息薬を再開させ、頼まなくても処方箋を更新してくれていた。

医療棟にいた数週間、ピアース博士は一日三回、ネブライザー治療を手伝いに来てくれた。上の階に移動できるようになると、機械を与えられ、症状がコントロールできている限り一日二回に減らす許可をもらった。これは自分の体調管理のために闘わなくてもいい初めての経験だ。安心できる発見のはずなのに、今夜は崩れかけている。

エフェクサーと書かれた瓶...