第73章

アリッサ

ワイアットは一日中私をからかってきた。彼は私に殴られていないだけでラッキーだ。私はひどい性的欲求不満を感じている。これは冗談ではない。彼は自分が何をしているのか十分に分かっている。言うことを聞かなかった私が罰を受けるのは当然かもしれない。

ワイアットはこの20分間ビジネスの電話に出ていた。私は外でアイスティーを楽しんでいる。太ももの間でずっと続いている脈打つ感覚を払いのけようと、ため息をつく。

ワイアットが外に出てくるのが聞こえる。「ごめん、ベイビー、思ったより時間がかかっちゃった」

「大丈夫よ」

彼が私の前に現れる。「シャワーを浴びて、あの赤いセクシーなレースの下着に着替え...