第42章

一瞬にして、金崎恵は雷に打たれたかのように顔面蒼白になった!

金崎美咲もひどく驚き、全身の血管が凍りついたようだった!

「お母さん!どういうこと?!」

金崎恵は額に冷や汗を浮かべながら食いしばって尋ねた。「このネックレス、売ったんじゃなかったの?どうしてオークションに出てるの?!」

「わ、私は確かに売ったわよ、こんなこと考えられないわ!」金崎美咲は愕然として呟いた。

「どうすればいいの?!神人くんは会場にいるのよ。私へのプレゼントが売りに出されるのを見て、どう思う?絶対怒るわ!」金崎恵は怨みと怒りで胸がいっぱいになり、今にも泣き出しそうだった。

「大丈夫よ!このネックレスは世界に...