78話

ワイアット:彼女が妹も含め、皆と握手するのを見守る。

「あなたと知り合えるのを楽しみにしているわ」彼女はマッキーに言った。

「家にはデミっていう妹がいるの。後で会えるわ」マッキーが彼女に告げる。

「ここから出ないか?」俺は彼女の耳元で囁いた。

彼女がその柔らかな鳶色の瞳を俺に向けると、たまらなくなり、見ているだけで屹立してしまった。

彼女は微笑んで頷く。

俺は立ち上がり、彼女の手を取ってパックハウスへ、ガンマスイートへと導いた。両親は使わなかった部屋だが、俺は使うつもりだ。

スイートのドアを開け、彼女を中に招き入れる。

そのまま主寝室へ連れて行く。そこにはキングサイズのベッドがあり、ニュートラ...