章 11

「前の質問の答えをまず繰り返してください。」

「先に私の下着を全部脱がすの?」

「うん、なぜ?」

「……」林隽は彼を見つめたまま、何と答えればいいのか分からなかった。

沈知辞は励ますように言った。「思いついたことをそのまま言ってみて」

「僕を全部裸にするの?」

沈知辞はくすっと笑った。「それが一番根本的な答えかな?」

「君は……君は僕を調教しようとしている……」彼は何とか「調教」という言葉を口にしたが、心の中では恥ずかしさを感じつつも、なぜか妙に興奮していた。まるで一瞬、下半身に電流が走ったかのようだった。

抑えきれず、彼は射精してしまった。

「その答えはいいわ。でも自分で自分に褒美をあげてし...