章 124

その時、彼は違うことに気づいた。本来なら彼のそばにいるはずの林隽がベッドの布団に隠れて、彼の脚の上に伏せ、真剣に自分にフェラチオをしていたのだ。

沈知辞は自分がそのような命令を出したかどうか思い返してみたが、もちろん出していなかった。

彼は随分と大胆になったものだ、と沈知辞は思った。

最初から気づいていたなら、沈知辞は当然彼を制止していただろう。だが今となっては、彼の技術が拙いとしても、沈知辞はかなり興味をそそられていた。あまりに自分を苦しめることもしたくなかったので、沈知辞はベッドに横たわったまま、林隽に舐めさせておくことにした。

林隽は本当に技術がなく、深くまで咥えることもできない。ただ浅...