章 171

彼は軽く体をひねると、下腹部が熱くなり始めるのを感じた。

「やっぱり知ってるんだよね」沈知辞は彼のお腹に手を当てた。「気に入った?」

「気に入った……」林隽は思わず言葉に従って答えると、下半身が硬くなるのを感じた。

沈知辞は彼を抱き寄せ、耳元で小さく笑いながら、耳たぶを軽く噛んだ。

林隽は全身に激流が走るような感覚に震え、震える声で「ご主人様、僕は…僕は…」と言った。

「イキたいんだね」沈知辞は言葉を継いで、手を伸ばして林隽の性器を握った。「ほら見て、なんて淫らで敏感なんだろう。ご主人様が少し話しただけでこんなに硬くなるなんて。服を着ればまともな人間のように見えるのに、僕の前ではなにも抑えられ...