章 192

「沈知辞が彼のお尻に手を当て、「早く、何を遠慮しているんだ。そういう態度が一番嫌いだ」と言った。

「ぼ、僕は君に少し叩いてほしいんだ」林隽は引くに引けず、意を決して言った。

「なぜ叩いてほしいの?どこを、何で叩くの?」沈知辞の口調がからかうような調子になった。「僕の猫ちゃんがお仕置きをねだるなんて、ご主人様はびっくりだよ」

「わからないけど、ただ…」林隽はますます恥ずかしくなり、顔を覆った。「あの、叩かなくても、いいけど」

沈知辞は彼のお尻を軽く叩いた。その感触に林隽は興奮し始め、沈知辞に叩かれないのは惜しいと思った。

沈知辞は言った。「それは駄目だよ。猫ちゃんがめずらしくこんな面白いお願いを...