章 220

彼は鞭を掴んで戻り、沈知辞に差し出した。「主人、どうか罰してください」

沈知辞は少し体を起こし、ソファを軽く叩いた。「ここに跪きなさい。足を開いて」

林隽はまたあそこを打たれると悟り、明らかに怯えた様子だったが、意を決して言われた通りにした。

沈知辞は片手で林隽の手を引き、もう一方の手で鞭を彼の太ももに当て、まず革の部分で先ほどの傷跡をつついてから言った。「前にも言ったでしょう。永久的なダメージを与えないと約束したことは、絶対に守るわ。罰を受けるたびにそんな殺されるような顔をしないで」

林隽は「うん」と小さく返事をし、沈知辞に握られている自分の手を見つめた。

沈知辞はもう言葉を費やさ...