章 302

彼は歯を食いしばって堪えていたが、最後には我慢できず、叫んだ。「ご主人様、僕、射精...」

「だめだ!役立たずめ。」沈知辞は彼を引っ張ってベッドに倒れ込み、二人でシーツをしわくちゃにした。「まだ俺は出してないんだ。我慢しろ。お前を気持ちよくしてやる、一生忘れられないようにな。仕事中に俺を見て、また犯されたいと思ってるんだろう?これからはこの感覚を思い出せ、しっかり覚えておけ!」

「うぅ...」林隽は射精を許されず、何とか我慢した。彼はもう力が抜けそうで、腰に力が入らなかった。ただ波のように広がる快感だけを感じていた。

まるで雲の上にいるような、ふわふわとした感覚。それでいて深海にいるよう...