章 1423

少女の親切な行動に、私の心に好感が芽生えた。

夜の7時半、ずっと黙っていた少女が突然話しかけてきた。

彼女は輝く美しい瞳で私を見つめ、微笑んで言った。「すみません、イケメンさん、ちょっとお願いしてもいいですか」

私は一瞬戸惑い、ベッドから起き上がり、音楽を聴いていたイヤホンを外して尋ねた。「何かあったの?」

「私と同じファーウェイのスマホを使ってるみたいだけど、私、急いで戻ってきたから充電器を忘れちゃって。もし持ってたら、少し貸してもらえないかな?」

「いいよ、使ってくれていいよ」美しくて優しい女の子の頼みを、当然断るわけにはいかない。充電器とケーブルを取り出して彼女に渡した。

少...