章 1449

「元気だよ、気遣いありがとう。これから江海に戻るところなんだ」私は微笑みながら言った。

肖春莹は特に驚いた様子で「そんなに早く?実家でお正月を過ごさないの?」

「親戚も友達もほとんどいないし、未練なんてないよ。これからは電話で連絡を取ろう。この二日間、本当に助けてくれてありがとう」

「友達同士なんだから、気にしないで。本当はご飯でも誘おうと思ってたんだけど、もう機会がなさそうね。私が江海市で働くようになったら、また連絡するわ」

「うん、わかった」

短い二度の出会いだったが、肖春莹の優しさと親切さを感じることができた。こんな女の子と友達になれて、私も心から嬉しく思った。

列車に乗り込...