章 1501

私は刺激を受けすぎて、シャワーを浴びたにもかかわらず、体の火照りはまだ収まらなかった。

洗面所から出るときも、李姉さんに再び気づかれないよう、やや前かがみに体を横向きにして歩かざるを得なかった。

しかし、そうすればするほど、逆に李姉さんの注意を引いてしまう。

李姉さんは見なかったふりをして、うつむいたままスマホをいじっていたが、その顔は赤く染まっていた。

外ではまだ大雨が降り続け、ぱらぱらと音を立てている。今はまだ午後4時過ぎだというのに、大雨のせいで空は暗く沈んでいた。

「外はまだ大雨だね。テレビでも見ようか」僕はソファに座り、テレビをつけた。

テレビで何が映っているのか、まったく頭に入って...