章 1578

私は思わず自分の動きを確認してしまった。この動作は、まるでAVの男優が女優に悪戯しようと足を開かせる時の卑猥な仕草に似ていないか?

「あ、あの、起きようとしたんだけど、起こしたくなくて…」緊張のあまり言葉がうまく出てこない。反射的に手を離すと、義姉の足が再び私の足の上に乗った。

しかし、私のもじもじした様子に義姉は「くすっ」と笑いを漏らした。

彼女は足をどかして起き上がると、露出した体に気づいて慌てて裾を引っ張り、微笑みながら言った。「辰くん、昨夜はありがとうね」

私もすぐに起き上がり、「いいえ、どういたしまして」と言うなり、そそくさと逃げ出した。

義姉の部屋を出た時、自分が義姉のベ...