章 1689

「はい、これで溜飯もはらしたし、こんなクズのことはもう考えないでおこう。気分が悪くなるだけだから」

車で帰る途中、俺は考えていた。ホンダ・アコードに乗っているだけで偉いと思って、口を開けば「貧乏人」とか言いやがって、あの時は本当に腹が立ったけど、今はちょっとスッキリしている。

家に帰ってから、義姉さんと俺はバスルームでまた情熱的な愛を交わした。

夜、ベッドで横になりながら、二人で旅行先について話し合った。

明日から国慶節だというのに、まだどこに行くか決めていなかった。

後で義姉さんが提案してきた。タイに行ってみない?タイの女装男性を見てみたいと言う。

俺は特に異論はなく、すべて義姉さんに...