章 882

義妹の感情や過去の話、義兄の立場として聞きづらいものだ。今日は初めて彼女からこんな話を聞いた。

特に男に強姦されそうになって逃げたという話を聞いて、頭の中では思わず、この魅力的な義妹が男に無理やり押し倒されるシーンが浮かんでしまった。

義妹が言った「強姦」という言葉や「処女を捧げる」という言葉に、私は刺激されてしまった。体の反応に自分が畜生以下だと感じた。彼女が危うく犯されそうになったというのに、私は興奮してしまうなんて、本当に人間じゃない。

必死に自分の体の反応を抑えながら義妹に尋ねた。「どうしてそんなことになったの?」

義妹の目には複雑さと痛みが宿っていた。「ネット恋愛だったの。素...