章 948

この感覚が何とも居心地悪かった。距離がとても近く、薄い仕切りを通して陳慶之の絶え間ない動きまで感じ取れるのだ。実に奇妙な感覚だった。

銭小雅は前後の穴を同時に占められ、明らかに興奮して我を忘れていた。

陳慶之には驚かされた。こんな遊び方もするとは思わなかった。金持ちの世界は信じ難い、本当にあらゆる遊びを経験しているんだな。

間違いなくあらゆる手管を知っているからこそ、こういうこともするのは道理だろう。

やっとのことで前後して終わると、銭小雅は立ち上がり、片手でお尻を、もう片方で前を押さえながら慌ただしく洗面所へ向かって処理に行った。

私の呆然とした目と驚いた表情を陳慶之に見られてしま...