章 176

「お前はただ面子を捨てられないだけだ。出世と面子を比べたら、面子なんてクソほどの価値もない。お前みたいな賢い奴なら、下半身で考えてもどっちが大事かわかるはずだ。わざわざ俺に言わせるつもりか?」

王デブは林川を睨みつけた。

まるで林川の姿を記憶に焼き付けようとするかのように。

林川はにこやかに立ち上がった。「おいで、よく見ておけよ。忘れないようにな。覚えられないなら、俺が自分の写真撮ってお前のスマホに保存してやるぜ」

王デブも林川につられて笑った。「やるな。お前は大物になる器だ、マジで」

「その通りだ。契約書なんてクソほどの価値もない。お前が俺についてくれば、三年で高級マンションに高級車を手に入...