章 318

「お願いがあるんだけど」と林川は恥ずかしそうに切り出した。

彼女は警戒して後ずさりし、どんなお願いかと尋ねる。

林川は下の方を指差した。

王珊珊は顔色を変え、「林川、最低!そんなこと考えないで」と罵った。

彼女はベッドの枕を掴んで林川に投げつけた。林川はそれを軽々と受け止め、鼻先に持っていって匂いを嗅いだ。心の中には変態じみた満足感が広がった。

あそこを目覚めさせる方法なら何でも試したい。さっきの記憶が下半身に反応を呼び起こしたのなら、王珊珊には林川を復活させる可能性があるということだ。

「林川、あんた変態」

王珊珊の鋭い声が、林川の鼓膜をびりびりと震わせた。

林川は深く息を吸い込んで言った。...