章 37

秦悦は肌色のストッキングに高いヒールを履き、その姿は大人の女性の魅力に溢れ、少し人妻の雰囲気さえ漂わせていた。

唐菲菲は若くて美しく、彼女の顔立ちはぱっつん前髪が似合い、林川はほとんど見とれてしまうところだった。長い脚は雪のように白く眩しいほどで、長さは一メートル二十センチはあるだろうか。

二人の女性が去っていくのを見送り、林川はようやく体の力を抜いた。さっきまでずっと身体を縮めていて、かなり辛かったが、今やっとまっすぐに座ることができ、下半身は大げさなほどに膨らんでいた。

林川は秦悦が先ほど座っていた場所に腰を下ろし、残っている香水の香りをかぐことができた。林川は自分の部屋に戻り、隠しておい...