章 401

「あっ……」

秦悦は悲鳴をあげ、口から艶やかで高ぶった喘ぎ声が漏れた。

林川は火のように熱く、下半身はほとんど充血し、硬くて大きくなっていた。そして必死に自分の体を動かし、この芝居をより本物らしく見せようとした。秦悦は露出した肌が林川の体に触れないよう細心の注意を払っていた。彼女には分かっていた。今の林川の理性は、ほんの些細なことで崩れ去ってしまうということを。

張平が今、この一部始終を目撃しているかもしれないと思うと、林川は頭の中が興奮で鳴り響き、大きく叫び声をあげて秦悦を力強く抱きしめ、最も激しい攻めを展開した。

秦悦は身をよじらせ、苦しげに喘いだ。「小川、優しくして、もっと優しく」

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