章 428

秦悦の寝間着姿をさんざん見慣れていた林川は、幾度となく苦しい思いをする中で強力な免疫力を身につけていた。だから王姗姗が寝間着姿で現れても、せいぜい綺麗だなと思う程度だった。

白枫は違う。王姗姗のあんなにセクシーで露出の多い姿を前に、彼はもうじっとしていられないほど見入っていた。昨夜、王姗姗があれほど大きな声で喘いでいたのに、彼が全く聞こえなかったはずがない。

王姗姗の胸元の豊かな起伏を数秒見つめた後、林川は俯いて食事を続けた。自分が下りてきたとたん、なんとなく空気が気まずくなったように感じる。

「林川、バーはいつ再開できるの?」

彼女もこの雰囲気に耐えられず、話を切り出した。

林川は首...