章 537

その瞬間、林川は比類なき幸福感に頭がクラクラとした。ずっと夢見てきたことが、ついに現実になったのだ。何度も夢の中で体験してきたが、今ほど生々しく、心地よく感じたことはなかった。

その大きさは隙間なくぴったりとはまり、四方から押し寄せる圧迫感。

両脚に纏った情趣溢れるストッキングが、この艶やかな光景にさらに独特の色気を添えていた。秦悦は息を切らしながら林川の上に覆いかぶさり、丸みを帯びた臀部が動くたびに、林川は極上の快感に目の前で星が飛び交うのを感じた。

林川は低く唸り、彼女の長い脚を両手で掴むと、激しい攻めを開始した。秦悦はついに魅惑的な嬌声を漏らし始め、林川の上で激しく腰を動かした。先ほ...