章 560

「ええ、人家男の人が恋しくなっちゃったの。でも普通の男じゃ物足りないのよ。虎兄さんはどう?」楊莉は妖艶な口調で言った。

次に、受信機からごたごたした音が聞こえてきた。まるで二人が揉み合っているような音だった。楊莉の荒い息遣いが聞こえ、しばらくして彼女の声が響いた。「虎兄さん、そんなに急いでるの?三爺は来た?私、もう在庫切れなのよ」

「お前みたいな淫乱女め、先月分をたった二週間前に渡したばかりだろ。もう使い切ったのか?飯代わりにでも食ってんのか?三爺のところにももう在庫がねえよ。二、三日待て」虎兄は笑いながら言った。

「虎兄さん、嘘ついてるでしょ。この前、三爺のオフィスに行ったとき、まだた...