章 768

「彼らは協警かなんかのようだけど、詳しくは聞かなかったから、よく分からないんだ。ただ、あの貨物ステーションについて話し合っているのが聞こえて、キーワードには麻薬取引とかもあったな」

「最初は気にしていなかったんだけど、彼らが貨物ステーションの名前を呼んだのを聞いて、そこで興味を持ったんだ。君、張平がここに何度か来ているのは知っているし。それに前に暇つぶしでおしゃべりしていた時、張平が貨物ステーションを経営していることや、その名前も何となく耳にしていたんだ。だから彼らの話を聞いた時、近づいて話を聞いてみたんだよ」

「聞いてみると、張平の貨物ステーションは全部で二つあって、一つは新しく開いたも...