章 806

「あの二人はここ数日、毎日くっついて、ひたすらイチャイチャしてるの。見てるこっちが鳥肌立っちゃうわよ。あなたが知らないだけで、もう周りから顰蹙買いそうなくらいよ」

「それに杨莉も接客係に転属して、お酌はもうしないって」

林川は呆然として、白枫を見つめた。

白枫は少し照れくさそうに、鼻を掻きながら小声で言った。「そんな目で見るなよ、くそ。お前らだって、自分の女が他の男の相手して、触られたりしてるのを毎日見てられるか?」

杨莉のことを思い出すと、林川の頭には思わず過激なシーンが浮かんだ。前回、彼女と黎韵との、二人の女性との一件。あれは林川の人生で初めて二人の女性に責められる感覚を味わった経験だった...