章 10

「ああ…こんな感覚…」

宋玲玲はようやく自分がまだ女であることを実感していた。

「はははっ!玲玲、俺たち二人、もっと早くこうなっていれば、お前はこんなに長い間我慢しなくて済んだのにな!」老徐は非常に嬉しそうに言った。

宋玲玲を完全に征服できれば、これからの自分の人生は天国のようになるだろう。

そのとき、ベッドサイドに置いてある電話が鳴り始めた。

老徐は一瞬躊躇った。こんな重要な瞬間に電話に出たくはなかったが、電話は鳴り止まず、しかも知らない番号からだった。

「もしもし?」老徐は結局電話に出た。

宋玲玲はこの時非常に苦しかった。今まさに絶頂に達しようとしていたのに、この忌々しい電話...