章 387

しかし、そんな陶酔状態に陥った徐老はもはやそんなことを気にしている余裕などなかった。恐らく徐老の情熱か、あるいは彼のテクニックのおかげか、次第に程婷もこの狂気に飲み込まれていった。

二つの白い肢体がベッドの上で絶え間なく転がり合い、ある時は徐老が上になり、またある時は下になった。

程婷の細い腰が徐老の体の上で絶えず揺れ動き、徐老の全身をしびれさせていた。

徐老は快楽に浸りながらも、心の中では壁の向こうにカメラがあることを忘れてはいなかった。

だから徐老は時々体勢を変え、程婷の姿がアップで映るようにしていた。

隣の物置部屋では、高級なニコンのビデオカメラのモニターに、程婷の美しい姿が時...