章 392

徐さんは最後に自分の衝動を必死に抑えた。

「劉姉さん、今はあまりいい時じゃないでしょう」徐さんはそう言いながらも、その目は一度も劉曉雪の下半身から離れることはなかった。

「ふん、あんたにも少しは良心があるのね!」劉曉雪の口元に美しい弧が浮かんだ。

もし徐さんがこのタイミングで彼女とあんなことをしたいと言うなら、劉曉雪は反対しなかっただろう。どうせ今は少し羽目を外したい気分だったから。

でもそうなれば、劉曉雪は徐さんを一段階見下げることになっただろう。

自分の気分がこんなに悪いのに、この徐さんがまだ自分の体で欲望を発散させる気になるなんて、あまりにも非人間的だ。

もし劉曉雪が、実は徐さんが自分...