章 713

「こういった女たちについては、一人一人が前に突き出て後ろに張り出た体つきをしているとはいえ、徐さんはそれがもはや公共バスのようなものだと知っていた。下の方は、どれほど黒ずんでいるか想像もつかない。」

徐さんの周りには多くの女がいるから、当然こういった女たちには興味を示さないが、目の前に差し出された色気を楽しまないのは、自分に申し訳ない気もする。

徐さんは二人の受付嬢を腕に抱き、あちこち手を這わせた。二人の受付嬢は息を荒げ、今すぐにでも徐さんを部屋に連れ込んで一戦交えたいという様子だったが、徐さんにはその気はないようだった。

「芳姉さんと時苗は今どこにいる?」徐さんは二人の受付嬢に尋ねた。...