章 996

「うん。」小瑶は鼻から嬌声を混じえた返事をして、慌てて電話を切った。

「この徐さんったら、本当に困ったひとね」

小瑶は電話を切ると、太ももを大きく開き、両手で徐さんの首に腕を回して続けてもいいという合図を送った。

徐さんは小瑶の体で長い間動いていたため、自分のピークがもう近づいていると感じていた。

小瑶のそんな色気ある姿を見て、徐さんはもう躊躇わず、腰を素早く小瑶の上で動かした。

激しい体の衝突は小瑶の全身を蕩けさせ、魂まで震えているような感覚だった。

徐さんもまた下から快感が伝わってくるのを感じていた。

徐さんは小瑶の上で十回も動かないうちに全身が激しく痙攣し、一瞬で全ての精華が小瑶の体内に...