章 1204

「いろんな可能性があるわね。こうしましょう、あなたが私をその厳彪のところへ連れて行って。人を見つけてから話し合いましょう」

「二虎兄貴、それはマズイっすよ!奴らに俺が裏切ったってバレたら殺されちまいますよ。劉斉なんて俺には手に負えねえっす!」

「大丈夫、お前が表に出る必要はない。どこに住んでるか教えてくれればいい。俺が奴を探し出す。写真があれば見つけられないってことはない。嬌ちゃん、お前は俺の幸運の星だよ。もう一度抱いて感謝の気持ちを示さなきゃな!」安二虎は下卑た笑みを浮かべると、彼女を再び下に敷いた。李嬌は情熱的な眼差しで彼を見つめ、自ら唇を重ねてきた。

「くそっ!こういうのがたまらな...