章 1435

「しかし、田妮のような小太りの美女を前にすると、やはり興奮してしまう。彼女の味を知っているからこそ、あの快感が忘れられない。だが今日は前回と違う。前回は人目に晒され、窓の外では彼女の夫・安江がずっと睨みつけていたから、二人とも完全に解放されることはできなかった。今夜は違う。さっき田妮が言ったように、ベッドが壊れるほど激しくしても構わないのだ」

安二虎は彼女の焦れた様子を見て、自分の体を清めてから彼女に覆いかぶさった。二つの火照った体が出会い、ぶつかり合えば、自然と熱い火花が散る。キスをした途端、田妮はすぐに我慢できなくなり、安二虎に魂を吸い取られたようになった。

「もういいわ、このロバの糞...