秋の蝉

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章 1520

楊軍は笑って言った。

安二虎が窓の下でこの夫婦が始めようとしているのを聞くと、興奮してきた。彼は人の寝室を覗くのが好きだった。幼い頃から身についた悪い癖で、もう直せそうにない。田舎ではこういう行為を「壁根這い」と呼ぶが、彼は子供の頃からよく人の家の壁根を這っていた。

初めて壁根を這ったのは安徳財というやつに連れられた時で、村長の安大彪と楊美玲がやっているのを聞いたときだった。その時は興奮のあまり安大彪の家の壁に漏らしてしまったほどだ。あの快感がたまらなく、それ以来このスリルを味わうのが好きになった。

「来いよ、奥さん。もう脱いだか?時間を節約しようぜ」楊軍が意地悪く笑いながら言った。

「...