章 1810

ヴィニャは彼女の意図をよく理解していた。安二虎がずっと押し入れに隠れているわけにもいかないことも分かっていた。

廊下に出ると、義姉は周りに人がいないのを確認し、小姑に今夜も安二虎を自分の部屋に来させることができるかとこっそり尋ねた。

男勝りな彼女は、この豊満な義姉が安二虎との行為にすっかりはまってしまったことに内心不快感を覚えた。「一回楽しませてあげただけなのに、もう夢中になってるの?」と思ったが、彼女はこの義姉をいつも尊重していた。結局のところ、兄に三人の子どもを産んでやったのだから。

だから彼女は、都合がつけば可能だと答え、夫に話しておくと言った。それを聞いた義姉は大喜びし、今後小姑...