章 1851

「それじゃあ、あっちの反政府武装組織の人たちはどうするんですか?彼らがいつも数日かけてここを通ってくるとでも?」

この言葉に、イワンカはハッと気づいた。彼女はすぐに困惑している原住民の少女に向かって、この沼地をどうやって渡ればいいのか知っているか尋ねた。しかし原住民の少女は依然として首を振るだけで、それが渡り方を知らないのか、それとも渡るなと言っているのか分からなかった。アン・アーフーは考えた末、諦めることにした。自力で何とかするしかない、まずは何か食べ物を調達しよう。

そこでアン・アーフーはいったん沼地から離れ、イワンカと原住民の少女を近くの野生の果実がなる木のそばへ連れていった。果実を...