章 2098

普段から安二虎は毎朝、一回自慰して種を撒くことで、午前中ずっと心身ともにすっきりしていた。そんなことを考えているうちに彼の英雄が勃ち上がり、しかもかなり強く、歩くのも少し不自由なほどだった。階上に着いたときには、すでに大テントはしっかりと張り立てられていた。

安二虎はこの状況を見て「まずいな」と思ったが、どうしようもなく乔西の後について歩くしかなかった。幸い彼女は振り返らなかったので、彼が彼女を抱きたいと思っていることに気づかれずに済んだ。しかしちょうどそのとき、乔西はふと振り返った。彼女が部屋の入り口で立ち止まり、先に彼の方を見たのだ。

「二虎兄さん、ここが私とマリアの部屋よ。姉妹だから...