章 35

「なんてこった!また始めたのね。あんた、ロバの糞みたいなやつ、身体に気をつけなさいよ。あんまりやりすぎると男の元気を損なうわよ。もういいでしょ!これからは夫婦で毎日家でできるんだから、何を急いでるの?妹の楊梅が来たわよ、早く起きなさい!」

安二虎と香媚はもう一度シャワーを浴び、きちんと服を着て部屋を出ると、楊美玲の部屋へ向かった。

そのとき楊美玲はすでに高級なドレスに着替えていた。上は白い半袖のブラウス、下は黒いミニスカートで、一層若くておしゃれに見えた。

部屋には小柄で肌の白い美しい女性が座っていた。その肌は指で押したら水が出るほどみずみずしく、三十歳前後で、眼鏡をかけ、とても上品な雰...