


章 4
「分かってる、お義姉さん、あなたが義姉さんだってことは分かってる。でも、あなたは未亡人だ。
兄貴の安大龍が死んで半年経つ。今のあなたは独身の女で、俺も独り者だ。あなたも独身、俺も未婚。俺たちが一緒になるのは当然のことで、道理にも情にも法律にも適ってる。何がいけないんだ?
お義姉さん、俺は小さい頃からあなたを愛してた。安家寨に嫁いできた初日からずっと。あの時は愛が何かも分からなかったけど、今は大人になって、立派な男になった。この何年も頭の中はあなたでいっぱいで、夢の中でもいつもあなたを見てた。
あなたに触れたい、一緒に寝たい。あのクズ野郎の安徳財の言葉を借りれば、あなたを見るとしたくなる。それが愛なんだ。俺はあなたを狂ったように手に入れたい、たくさんの子供を産んでほしい...」
「パン!」という音とともに、安二虎の言葉が続く前に、玉蘭の強烈な平手打ちが彼の頬に炸裂した。
彼女は氷のような冷たい眼差しで安二虎を睨みつけ、罵った。
「二虎、あんたは本当に屑だわ、この変態!前回、安大彪があんたを川に沈めて魚の餌にしなかったのが残念だわ!」
玉蘭がまだ自分を受け入れず、村長の安大彪というあの亀野郎に殺されかけた時のことを願っているのを見て。
安二虎は激情に駆られて立ち上がり、一気に玉蘭をきつく抱きしめ、ベッドまで運んで投げ、彼女の上に覆いかぶさり、玉蘭を体の下にしっかりと押さえつけた。
そして。
安二虎は玉蘭の魅惑的な唇を渇望の眼差しで見つめた。彼女の体から漂う香りは薬物のように安二虎を何千年も飢えた狼のように変えてしまった。
玉蘭は彼を見て、恐怖に震えた。
安二虎が度を越して、自分に手を出そうとしていることを悟り、叫ぼうとした瞬間、安二虎の唇で彼女の口が塞がれた。
玉蘭は恥辱と怒りで必死に抵抗したが、安二虎の力に敵うはずもなかった。
さらに恐ろしいことに、安二虎は状況を支配すると、まるで熟練者のように舌で彼女の唇をこじ開け、小さな舌を見つけると強く吸い込んだ。玉蘭は頭が真っ白になり、全身の力が抜けていくのを感じた。
ちょうどその時、外から七婆の声が聞こえてきた。「玉蘭、二虎、見つけたものはまず婆さんに渡しなさい。二虎、お前は香媚とここから直接出発するんだよ!もう遅いんだから」
この一声で安二虎は激しい攻めを一瞬で止め、荒い息を吐きながら下の玉蘭を見つめた。玉蘭も顔を真っ赤にして、恥と怒りで彼を睨みつけた。「早く退きなさいよ!婆さんにあんたが義姉に無礼を働いてるところを見られたいの?」
安二虎は動じず、窓の外を一瞥してから、再び彼女を深く見つめ、情熱的に言った。「お義姉さん、俺はあなたが好きだ。必ずあなたを娶る。この世であなたと一緒になれないなら、死んだ方がましだ!」
「この馬鹿者、あんたが死んだら安家の血は途絶えるのよ。安家を絶やしたいの?」玉蘭は怒りの目で言い返した。
そして安二虎を押しのけようとした。
しかし、安二虎のあの男らしさが彼女の秘所にぴったりと押し当てられ、彼女は徐々に耐えられなくなっていくのを感じた。自分の体が自分を裏切るなんて、これまで想像したこともなかった。
さらに、彼女は驚くべきことに気づいた。
さっきまで心の中では安二虎の暴力に拒絶感を抱いていたのに、体は応えていた。安二虎のこの強引な攻めが好きだった。