章 406

「あなたと結婚するわ!心配しないで、お姉ちゃんも言ってたの、私たちは玉蘭姉さんとあなたを取り合うつもりはないって。結婚するのは私だけど、あなたと玉蘭姉さんの関係はそのままでいいの。私もお姉ちゃんも干渉しないから、どう?」安思雨は優しく微笑みながら言った。

「でも、小雨、俺と嫂子は何年も愛し合ってきたんだ。俺は彼女にきちんとした名分を与えたいんだ。今はまだその時じゃないかもしれないけど、そう遠くない将来、必ず結婚すると思う。お前がこんなことを言うと、俺は本当に困ってしまうよ。お前と晴儿は二虎兄さんに一言言うべきだったんじゃないか」安二虎はため息をついた。

「私とお姉ちゃんは、絶対にあなたが玉...