章 55

「ねぇ、姉さん、白虎精ってどういう意味?なんで白虎精は夫を殺すって言うの?」安二虎は不思議そうに尋ねた。彼は楊梅が後で話したことには興味がなく、一番知りたかったのは白虎精とは一体何なのかということだった。何か神秘的で不思議なものに思えた。

楊梅は説明せず、安二虎の手を引いて自分の下半身へと導いた。

「草が生えてる?普通の女は男と同じで、ここに必ず草が生えるでしょ?私のは少なくて、まばらに数本しかないけど、中には特に豊かな人もいるわ。あなたみたいな悪い子もね。安大軍もすごく豊かだったわ」

「でも白虎精の女はここが真っ白で、何もない。つるつるで、白い饅頭みたいなの。こういう女は夫を殺すって言...