章 552

「もういいよ、もう握ってるんだから、見る必要ないでしょ?モラン、もう寝に戻りなさい!あなたがそうやって私の隣で寝てたら、どれだけ辛いか分かる?本当に私の女になりたいなら、あなたの体が完全に回復してからにしない?」安二虎は彼女にすっかり欲情させられていたが、今モランを抱くわけにはいかないことも分かっていた。

もし一晩中こうして誘惑され続けたら、いずれ我慢できなくなって彼女を突いてしまい、傷口が裂けて大変なことになるだろう。

翌日、朝食を済ませると、楊梅がバイクを持ってきた。彼女が言うには、あの日、秀児とモニカが戻ってきた時、このバイクで二人を安家寨まで送り、その後また乗って戻ってきたのだとい...