章 977

実際のところ、この状況に至っては、彼も嫁の田妮と安二虎がさっさと行為に及んで、早く終わらせてくれればと思っていた。しかし、嫁と安二虎はあえて手を出さず、二人はベッドの上で会話を始めた。妻はすでに横になっていたが、安二虎はまだベッドの縁に腰掛けていた。それでも彼は安二虎の下着の中の状況をはっきりと見てとった。あのロバの糞野郎のものは、今や十分に準備ができていた。

安江は嫉妬で罵りたい気持ちだったが、彼の妻はさっきまでの嫌悪感から、すでに安二虎を受け入れる気になっていた。

安二虎が「もしあなたが俺の嫁なら、毎日抱いてあげるのに」と言うのを聞いて、それはどんな甘い言葉よりも実感がこもっていた。

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