章 982

実は、田妮が目を覚ましたのだ。彼女が動けば安二虎も自然と動く。美しい瞳を開いて安二虎を崇拝するように見つめながら、体の中はまだ熱く痺れていた。安二虎がまだ中に入ったままだと分かると、彼女は突然笑い、真っ白な歯を見せた。

「ロバの糞野郎、お前は人間なのかロバなのか?義姉はお前にやられて死にそうだったわ!魂が抜けるかと思った」

「人間さ。でもロバより凄いぜ。義姉さん、気持ち良かったろ?」安二虎は彼女にキスをして得意げに笑った。

「うん、ロバの糞野郎。義姉はこの一生で、お前みたいなロバの糞野郎にこんな風にされるなんて思ってもみなかった。嫁いできた時から、お前のが大きいって聞いてたから、ロバの糞...