章 225

残されたのは私と李雯雯だけになった。心の中で大変驚いていた。執法会の四人の長老たちは修為がどれほど高いというのに、彼らは誰一人として中心部まで辿り着けなかった。それなのに私と李雯雯が最も大陣の中心に近づいているなんて?

状況が理解できないまま、考える余裕もなかった。排斥力が強まっているのを感じる。睚眦の石像の助けがあるにも関わらず、今や一歩も前に進めないほどの状態になっていた。

さらに、どういうわけか中心部には特別な気場が存在しているのを感じた。この気場は今まで古い遺跡で感じてきた気場よりもはるかに強烈だった。

たった一歩踏み出しただけで、排斥力が一頭の牛以上も増したと感じ、顔色が変わっ...